アメリカ西海岸の分譲住宅地
これは、2007年に行ったアメリカ西海岸にあるシアトルの
新興住宅地の住まいです。
やはりアメリカ・・・、
スケールが大きく、山の一つをデベロッパーが買い上げて
下側から山を削り、土地と建物を新築販売して、
頂上にかけて家のグレードを上げていき、さらに分譲販売しています。
土地建物の価格も、7000万円くらいから10億以上の家もあったりと
スケールの大きさに圧倒されたことを覚えています。
購入者も、Microsoftや飛行機のBoeing、アメフトSeahawksの選手などなど
世界的にも有名な企業の方々が居住者となって、
誰がみても勢いを感じる雰囲気でした。
この時は、同年に起こるサブプライム住宅ローンやリーマンの破たんも目前に
しながらも、まったく感じさせないエネルギーがありました。
(あれから、アメリカの建築市場も冷え込みもありましたが、
昨年、現地視察に行ったときは再燃してエネルギーあふれた感を受けました。)
このような、分譲をしていく山がいくつもあったのですが、
それぞれのデベロッパーが、屋根やサッシ、外壁などに特長を持たせ、
デザインを統一しています。
外構にもデザインを入れて、それを居住者が共益費を月々支払い、
歩道などの共有部分の植栽を管理してます。
やはり、さまざまな建築会社や設計事務所がバラバラに創っていくのではないので
とにかく、まとまったデザインで
とてもきれいな、街並みになっています。
ヨーロッパの古き良き石造りの建物にマンションのような生活も文化。
アメリカの住まい
「広い庭にガレージ付の大きな家」これも文化。
世界の住まいは、
それぞれの国に暮らし方があり
様々な文化がありますね。