コンサバトリーのある家
サーキューラー階段の玄関ホールを持つ
コンサバトリーのある家が完成した。
美しい玄関という表現が一番しっくりくる。
階段の曲線にロートアイアンの階段手すりが落ち着く。
床の大理石も、石目柄を上品なものにして、
更には色つやにもこだわった。
段板のカーペットがやさしく階段を包む。
以前、工事中にもUPしたことがありますが、
このサーキューラー階段とは、
アメリカに発注、向こうで制作組み立てして
アールがしっかりと納まるのかを確認した後に、
再度、バラしてコンテナにて船便をつかい
遠路はるばる日本へ到着して現場に納品される。
そして、このアールの階段が再度納まるには、
1F部の壁や2F床に約10㎝ピッチで梁や柱を入れて
下地アールをつくり制作されていく。
建築で曲線とは、とても綺麗だが
現場で制作する職人は非常に大変です。
そんな中、すばらしい仕事で納めてくれた大工に
こころから感謝です。
吹き抜けと左側から覗くコンサバトリー、TV下にはストーブ暖炉と
ポイント多きリビング。
ヘンリンボーン張りした床は、世界各地に多くのファンを持つ
インテリアショップ SHABBY CHICを
イメージしたカラーリングにしている。
アイランド型のキッチンは、フルオーダーで造作。
天板の大理石や扉の造作など、オーナーのこだわりが詰まっている。
コンサバトリー。
寸法をオーダーしてイギリスから輸入した。
フレームは樹脂でつくられて,
断熱や強度、防水等は非常に優れたものになっている。
ここは、午後のゆっくりとした時間を
TEAで過ごすイメージの空間。
窓からは、ハーブの自家製畑が見える。
パウダールームは、2シンクとドレッサースペースとなる。
シューズと洋服のクローク。(奥様用)
(御主人用)
どちらも、個性があって
洋服・靴選びが楽しくなるような空間。
オーナーご夫婦からイメージをたくさん出していただき
本当に頑張ってもらい大変感謝いたします。
特に奥様には何度もコーディネーターと
打ち合わせを重ねていただき
イメージを形にすることが出来ました。
細部にわたってこだわり抜いた
コンサバトリーのある家。
本当にありがとうございました。
最後に・・・
カメラマンより
送られてきた。
2Fにエルサが居そうな・・・