敬意。
台風の影響で、一日遅れた解体工事の現場に立ち会い。
オーナーご家族が、約40年住んだ、
思い出が目一杯詰まった家を
少しずつ壊していく・・・。
あたらしく家を創る立場ながら、
この瞬間は、いつもさみしく想うし申し訳ない気持ちになる。
しかしながら、どこか達成感満ちたこの家。
幼少期を育てた子供たちが大人になり、
そして自分の家族をつくり世帯主となって
この地に新たな家を建てようとしている。
この家は、自分の仕事を見事に終えたように
凛として今日を迎えているように見えた。
皆で敬意を払って、
本日解体着手した。